参議院選挙 2016 日程 期日前投票

『税金は人殺し予算』

２６日放送の　NHKの番組で
共産党の藤野保志政策委員長は、
予算５兆円を超える防衛費について


『人を殺すための予算でなく、
人を支えて育てる予算を優先させていくべきだ』
と発言をした。

藤野保志政策委員長は
『安保法制＝戦争法と一体に
海外派兵用の武器・装備が拡大していることを念頭においたもの』
として発言した事を説明。

放送中の番組内では、発言を撤回しなかったものの
番組放送終了後には、限定条件をつけずに発言したとして
不適切な発言だった事を認めた。



参議院選挙の争点

７月１０日に投票が行われる参議院選挙では、
主に、『憲法改正』　に焦点が置かれている。

自民党は結党以来、自主憲法の制定を
目指しているとして、秋の国会で
憲法改正案の審議に入る事を目指している。

国防軍創設などの草案はあるものの、
問題化を強調を避けるため
今回の選挙では提示していない。

連立与党の公明党は
環境権追加などの加憲については言及するものの
『争点にならないものは掲げない』　として
改憲についての言及は一切ない。

自民党が改憲の法案を成立させようとして
公明党の議席も必要と考えているのに、
公明党が憲法について意見をださないのは卑怯だと思います。


おおさか維新の回と日本のこころを大切にする党は
憲法改正に前向きな意見を持っていて
国会の３分の２以上の可決に協力できるとしていますが、
ここで、選挙戦略に不利になる事があります。

それは、投票で記入する党名の事です。


混乱増える政党の名前

民主党と維新の回が合流して
『民進党』　になったのですが、
投票で、民主党と間違えて記入すると無効票に
なるとの事です。
『民進党』という名前が浸透していないので
不利になるのでは？と懸念されています。

一方、『維新』　と記入して投票した場合、
民進党ではなく、おおさか維新の会の票と
判断されるそうです。

おおさか維新の会で、　『おおさか』と記入して
投票した場合、比例選で立候補した
『大阪佳巨』　氏の票とみなされるそうです。


憲法改正に反対の理由

さて、民進党、共産党、社民党、生活の党は
憲法の改正に否定的です。

「平和主義を脅かす憲法9条の改正に反対」
「前文を含む全条項を守る」
「平和憲法を変えさせない」

と主張し、特に民進党の岡田代表は
『国の形が変わる可能性を断固として阻止しなければいけない』と
訴えています。

ただ、民進党の一部には、憲法を変えても良いと思う
人もいて、
『未来志向の憲法を国民とともに構想する』　と
曖昧な表記をだしています。

一回の選挙が終わって、日本が急に１８０度
変わるという事はないのですが、
将来になって、もっと税金が高くなったり、
徴兵制があったりしたら不安になりますね。

TPP　も、アメリカが自国の輸出量を
増やしたい戦略なのですが、
農業支援を確実に行うとして
賛成を求める主張が目立ちます。


１８歳から投票が可能になって初めての選挙です。

将来の日本でがっかりしない投票をしたいですね。

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