今井絵理子 息子 現在

『あの曲が聴けない？』




今回の参議院選挙で、
自民党の目玉候補として立候補した
元SPEED　の今井恵理子さん。

聴覚障害のある長男の育児経験をもとに
『障害も個性の１つ。認めあえる社会を作りたい』と
政界進出に意欲を見せています。

今井恵理子さんが参議院選挙への
出馬を表明したのは、今年　３月半ばでした。

『元SPEED　のメンバーが参議院出馬』
という事で、テレビやラジオでは少々混乱が起きました。

利益供与、公職選挙法違反に抵触するとの事で
SPPED　の楽曲を放送する事ができなくなった。

卒業シーズンに一番合う
『Whit　Love』　ほか、　『ｍｙ　ｇｒａｄｕａｔｉｏｎ』など
リクエストが集中していても、流すことができず
一時、視聴者と困惑状態になったそうです。




『選挙権あれば芸能人に投票』

今井恵理子さんは、選挙公示直後
東京・有楽町から遊説を始めました。
ファンの協力のもと、チラシ配布も順調。

『選挙権があれば、芸能人に投票している。
他の人は知らないし。』　とは
街頭でチラシを受け取った１６歳の高校生でした。

選挙権が１８歳からになったけれど、
投票する判断が問題になりますね。

ここで今井恵理子さんが
持ち歌を生で披露すれば、
支持率は倍増　といきたい所なのですが、
やはり、法律に違反するとして
事務所から固く注意されていたようです。




沖縄の芸能人養成学校

今井恵理子さんは、沖縄出身です。
沖縄の芸能人養成学校から
アイドル　SPEED　としてデビューしました。

幼い頃から祖父母から戦争の悲惨さを
聞いて、沖縄の基地問題については
他の候補者よりも身近な問題となっているはずです。

しかし、今井恵理子さんは
『基地の問題については、沖縄で話す』
とだけしか言っていません。

違う場所では、
『戦争を起こさないようにしないといけないが
そのためには備えが必要だ』　という発言もしているそうです。

沖縄在日米基地の米軍兵士による
強姦殺人事件に対する抗議集会は、
６万人規模の集会となり、かなりの反響が
強かったそうです。

しかし、主催したのは、社民党や共産党などの
躍進政党で、与党の自民党・公明党は
参加を控えたため、今井恵理子さんも
沖縄基地問題への具体的な発言は
自粛しているそうです。

学校の感想文の宿題とかでも
自分の考えた事や意見を書くのが
当たり前なのに、
大切な政治・選挙で、
個人の意見よりも政党の意向が優先されていては、
民主主義とはいえないかもしれません。

知名度が高いだけ有利かもしれませんが、
今井恵理子さんは、当選してからの方が
苦難の道を歩くことでしょう。

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